Oshiri OnlineおしりオンラインTOP肛門周囲膿瘍
おしりの周りが
急に腫はれて痛みます。
肛門周囲膿瘍のうようの症状
肛門周囲膿瘍のうようって
どんな症状？
膿瘍とは細菌感染などにより化膿している（膿がたまっている）状態のことです。肛門周囲膿瘍では肛門の痛みや排便時の痛みや違和感がみられます。
皮膚表面に膿瘍がある場合は、皮膚が腫れたり、赤くなったり、押すと痛みが生じたりします。膿瘍が皮膚の内部まで広がると発熱や身体のだるさ、悪寒、排便できないといった症状が現れます。
肛門周囲膿瘍のうようを放って
おくとどうなるの？
膿が自然に出た場合は、膿の通り道が痔瘻となって残ります。
通常は診断がつけば速やかに切開し、膿を出しますが、その場合でも膿の通り道は残り、膿が自然に出た場合と同様に痔瘻になります。
肛門周囲膿瘍のうようの原因
なぜ
肛門周囲膿瘍のうようになるの？
肛門と腸のさかいめにある肛門陰窩という部分に開いている肛門腺に細菌が入り、化膿することによって発症します。細菌は下痢便などから感染します。それ以外にも切れ痔やクローン病、結核、HIV感染、膿皮症なども肛門周囲膿瘍の原因となることがあります。
肛門周囲膿瘍のうように
なりやすい人は？
下痢が続くと発症しやすいので、下痢が続くような人は注意が必要です。
肛門周囲膿瘍のうようの治療法
肛門周囲膿瘍のうようは
どうやって治すの？
肛門周囲膿瘍の治療の原則は切開し、膿を出すことです。皮膚表面に近い位置に膿瘍がある場合は局所麻酔で、皮膚の内部、深い位置にある場合は腰椎麻酔下で切開します。
膿瘍が広範囲に広がっている場合や全身症状がある場合には、抗菌薬の投与もあわせて行います。
